誰もが経験する初出勤、前日は緊張で眠れないという人もいるでしょう。

介護施設への就職は、初出勤で成功するとしないとでは今後に大きな影響が出てしまいます。

介護施設で働くには、職場での人間関係を良好にすることが最も重要なポイントです。それにはまず「笑顔と挨拶」が第一です。笑顔や、元気でさわやかな挨拶ができないと介護職として働くことは難しいと言えるでしょう。利用者に対してはもちろん、介護施設では介護スタッフ同士狭い範囲で人間関係を築いていくことになります。印象が悪いと、あっという間に職場で孤立しかねないのです。明るい笑顔とさわやかな挨拶さえできれば、口下手や経験不足などの多少の難はカバーすることができます。初出勤当日は、職場で出会う職員全員に笑顔で挨拶することが第一印象で好印象を与え、今後の職場での人間関係を成功させるポイントになるのです。

もうひとつのポイントは「誠実さ」です。施設の職員は大抵、始業や交代時間の30分前くらいには出勤しています。初めての出勤当日は、実際の職場フロアに入る前に、ユニフォームへの着替えや、オリエンテーションなど説明を受けることもあります。あらかじめ管理者や責任者に何時まで出勤すればよいかなど確認することも重要ですが、ちょっと早すぎるくらいに時間に余裕を持ち、始業の30～40分前までに出勤するといいでしょう。当日はプレッシャーで押しつぶされそうになりますが、「時間に余裕を持って出勤し、笑顔でさわやかな挨拶をする」ことで乗り切ることができるでしょう。

初出勤で緊張して思うように動けなかったと後悔しないよう、勤務する施設についてや業務内容を仕事に取り組む前に調べておくことをおすすめします。